委託研究
実験データのリアルタイムな共有化による高速化
Notebookは、Contract Research Organization(CRO)等外部機関への全ての依頼、例えば実験データが記録されているか、化合物やバイオロジックスが登録されているか、アッセイデータが登録されているか、生成物がInventoryで管理されているか等の進捗状況をリアルタイムに管理できます。
ARxLabをCROに展開する際、個々のCRO研究者に対しどの情報にどの様なアクセス権(Read only, Write only, Read Write)を付与するか個人単位、もしくはグループ単位できめ細かに設定できます。CROは上長の確認副署名により作業完了となります。依頼プロジェクトの終了時、または契約満了時にCROからのアクセスを完全に遮断する事ができます。その際、登録データは引き続き依頼側に活用する事ができます。
CROの利用を最大限活用するために、CROデータをどの様にインフラを整備するかが重要な課題となります。データの整理、データの変換はボトルネックになりかねず、ややもするとデータが分散されてしまったり検索不能となってしまいます。またこれら大量のデータを社内システムにアップロードするのも容易ではありません。CROより検索、共有可能な高品質なデータを効率的に迅速に受け取れることはCROとの両行な関係構築に重要はファクターです。
クラウド型Arxspan製品群は、様々のボトルネックを解消し共同研究機関とのデータ授受を容易にする事によりKnowledge Transferに貢献します。
Arxspanの直観的に使えるWEBベースのシステムは、IT部門の抱えるCROデータ取扱いに関する様々の課題を解決します。
CROや共同研究における利点
安全性
依頼会社はCRO研究者のアカウントを簡単に追加削除し、どのプロジェクト、ノートブック、エクスペリメント、化合物に共有権を付与するか社内ITインフラを一切見せる事なく設定する事ができます。
コンプライアンス
Notebookは、21 CFR Part11準拠であり、オプションでSAFE BioPharmaサービスのご利用もできます。
可視性
研究の進捗状況は容易にモニター可能で、成果物は電子署名副署名を含み回収できます。
効率性
実験データ、スタディデータは社内電子実験ノートシステムに、人の手を煩わせる事無く電子的にアップロードされます。
ペーパーレスな研究環境
製品群の利用により、社内システムに社外機関データを取込む事ができます。